■洋食派には松屋の「うまトマハンバーグ定食」

 前出の松田真紀氏が続ける。

「実は、豚肉もビタミンB1が豊富です。さらに、ネギに含まれるアリシンには、ビタミンB1の働きを助ける作用がある。疲労回復を後押ししてくれるので、夏バテ対策には黄金の組み合わせと言えます」(以下、コメントは松田氏)

 洋食派には、夏野菜のトマトを使った、うまトマハンバーグ定食(松屋)。トマトの酸味とニンニク風味がハンバーグに合う。

「トマトに含まれるリコピンには強い抗酸化作用があり、紫外線による肌のダメージを抑える効果が期待できます。ソースとして味わうのはもちろん、野菜として、水分がしっかり補給できるので、体のクールダウにもなります」

 同じく、夏の日差し対策として注目すべきは、ほうれん草カレー(すき家)。コクのあるルーに、あざやかな緑が映える。

「ホウレンソウに含まれるルテインには、紫外線などの強い光から目を守る働きがあります。特に、夏場は、紫外線による目への負担が大きいんです。

 角膜や水晶体がダメージを受けるだけでなく、心身の疲労にもつながるので、その予防にオススメです」

 40度を超える「酷暑日」も、全国チェーンの高コスパメニューをうまく活用すれば、なんとか乗り切れそうだ。

【後編】夏のスタミナ食として外せない「冷たい麺類」や、ディナーでガッツリ食べてスタミナをチャージする定食や丼物も紹介する。《【後編】はこちらから》

松田真紀(まつだ・まき)
1994年、女子栄養大学卒業。食品メーカーでスポーツドリンクの立ち上げに携わり、アスリートの栄養サポート活動に従事。その後、広告代理店で20年、数々の企業の商品やサービスの開発を手がける。2014年独立し、スポーツ、健康に特化した食プロデュースとパーソナル食トレーニングを行う株式会社バードワークスを設立。自身も水泳、パーソナルトレーニング、ゴルフ10年以上。スポーツとお日様をこよなく愛するアスリート。