■チョイ飲み“居酒屋メニュー”も充実
続けて褒めると、オツマミの満足度もかなりのもの。これは数が多いからだけではなく、おいしいものが多いからだろう。
筆者が超感動したのが「コリ旨!砂肝」。素揚げのできたてを噛みしめるとうま味がジュワーッとあふれ、薬味の刻みネギとも相性ばっちり。即、2皿目を頼みたくなるが、管理栄養士の望月理恵子氏は次のようにアドバイスする。
「夏のだるさ対策になるタンパク質と、それをエネルギーに変えるビタミンB群を含む枝豆、そら豆を合わせましょう」
揚げ物では「イワシフライ」と「五目春巻き」はビールやホッピーが進みまくるうまさで必食! ちなみに「イワシフライ」に合わせるメニューは、
「ビタミン・カリウム摂取で夏バテ対策になる『野菜炒め』や唾液や胃液の分泌を刺激して食欲が増し腸にも良い発酵食品『キムチ』がオススメです」(前同)
また「ソースやしょうゆは過分に摂取しないよう、上からかけずに少量をつけるように」とのこと。
キムチといえば、人気メニューのそろい踏みで370円という最高コスパの「三品盛合わせ(メンマ・キムチ・やきとりネギ和え)」一択。ここに、サワー類より10円高いだけで高級感のある「陸」を使用した「ハイボール」(340円)を頼んで、優雅な一杯を楽しむのをオススメしたい。
今回、1か月かけて全メニューを実食して日高屋に感じたことは、“普通=おいしい”ということに気づく店だということ。
3品食べても1000円で収まるプチ贅沢感や、時間のないときに飛び込んでも、味変を楽しめたりと食事タイムをささやかにアゲてくれる嬉しさもある。そんな庶民の味方、日高屋に今後も通っていきたい。
【前編】日高屋のルーツを紐解き、看板メニューのラーメン類を自分好みにカスタマイズできる裏技なども紹介。管理栄養士の望月理恵子氏がアドバイスする「健康面も考えたちょい足しメニュー」も必見だ。《【前編】はこちらから》
望月 理恵子(もちづき・りえこ)
健康検定協会理事長、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、小田原短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。『栄養学の◯と×』、『やせる時間に食べてみた!』など著書も多数。