■友也・塩野瑛久は意外なキーパーソン?
麻里子は裏でコソコソやっていた爽太に対し、「全部気持ち悪い」と言いつつ、「私の前から消えたら許さないから!」と訴え、視聴者をキュンとさせた。一方で、佐倉と誘拐犯・畑野(田中要次/62)が、誘拐が未遂になったことに爽太が関係していると知ってしまったため、25年前の事件についても考察が熱を帯びている。
X上では、《麻里子のお母さんを殺したのは佐倉で、理由はストーカーしていることがお母さんにバレて、釈明しようとして誤って転落死させてしまった》《誘拐を阻止した男の子にずっと恨みを持っている畑野、なんかおかしくない?その対象が爽太だとなんか違和感ある》など、佐倉と畑野に注目が集まっている。
いろいろと見えてきた回だったが、まだわからないことは多い。畑野(田中)はただのイカレ野郎なのか、あるいは復讐にはまだ裏があるのか? 元刑事の多肉植物店の店主も、今後、麻里子(岡崎)の実母の死の真相に絡んできそうだ。また、サユリ(水野)と銀次郎(石黒)が共有しているという秘密も、はっきりとはわかっていない。
一方、ひたすら良いやつで謎の存在だった、友也(塩野)についても、《友也は、爽太が、まりこさんにしてたように、爽太の人生がうまく行くように動いていたのかな…? まるでいつもの爽太をみているよう。日記もそれまで事件に対して引っかかってたことを確認するように手に取ってるようにみえた》などの考察があがっている。
確かに、友也は爽太のために動きすぎていて、その姿は麻里子のために暗躍する爽太のようだ。第2のストーカー確定の佐倉とは違うが、ほぼ第3のストーカー状態。爽太に「幸せになってほしい」と言ったことも、友達を応援する以上の意味がありそうだ。また、慶人の“両親の秘密の共有”話だけでピンときた様子を見ると、実は25年前の秘密に絡んでいるのかもしれず、最終盤の重要人物になる可能性は高そうだ。
8月29日は『24時間テレビ』が放送されるため、次回は一週休止しての9月5日放送となる。予告では、第1話冒頭で見られた、包丁を持った爽太と返り血を浴びた麻里子の姿が。配信サービス・TVerでは第1話から第3話、各話予告が配信されているので、その間に見直しておくのも良いかもしれない。
(ドラマライター・ヤマカワ)
■ドラマライター・ヤマカワ
編プロ勤務を経てフリーライターに。これまでウェブや娯楽誌に記事を多数、執筆しながら、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』にハマり、ウェブで感想を書き始める。好きな俳優は中村ゆり、多部未華子、佐藤二朗、綾野剛。今までで一番、好きなドラマは朝ドラの『あまちゃん』。ドラマに関してはエンタメからシリアスなものまで幅広く愛している。その愛ゆえの苦言もしばしば。