４月２８日に第２話が放送される山田裕貴（３２）主演の金曜ドラマ『ペンディングトレイン―８時２３分、明日 君と』（ＴＢＳ系、毎週金曜２２時～）。
第１話の放送が終了した後にはツイッターでトレンド１位を獲得したほか、ＴＶｅｒでは４７万人が“お気に入り”登録している話題作だ。
本作では、都心へと向かう朝８時２３分発の通勤列車に乗った６８名の乗客が、車両まるごと３０年後の荒廃した未来にワープしてしまったことからサバイバル生活がスタートする。近未来の世界に“ペンディング”され、運命を共にする羽目となった乗客たちが、砂漠に放り出され、極限状態で生きようと必死にもがく姿を描いたヒューマンＳＦエンターテイメントだ。
水も食べ物も薬もなく、携帯の電波すらつながらない。そんな中で必死になって、食料を確保し助け合おうとする乗客たち。しかし、先の見えない不安な心理から車両内では飲食品の争奪戦も始まり、犯人探しでギスギスとした空気も漂う。
自分だけでも生き残りたいという欲を優先する客が続出し、それぞれの立場から、やり場のない怒りが赤裸々にぶちまけられるシーンは、まさにストレスフルな現代社会を生々しく浮かび上がらせているともいえよう。
第２話では、体育教師の紗絵（上白石萌歌・２３）の提案で、それぞれが持っているものを出し合い、分け合うことになるが、消防士の優斗（赤楚衛二・２９）が食料や水を集めようとしたところで、自販機補填用のドリンクが入ったカートの盗難疑惑が発生。信頼関係が構築されないまま、再び疑心暗鬼になる乗客らのなかで、カリスマ美容師の直哉（山田）と優斗が、樹海の中から水源を見つけようと奮闘する――というストーリーが描かれるという。
