奈緒(28)主演の木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)が大好評となっている。見逃し配信「TVer」の“お気に入り登録数”も、100万人を突破している。

 その理由は、キャラの強さにあると思われる。妻の吉野みち(奈緒)と新名楓(田中みな実/36)が支持される一方で、みちの夫・陽一(永山瑛太/40)は、視聴者に「クソ夫すぎる」などと批判されまくっているのだ。

 同ドラマは、ハルノ晴氏の『漫画アクション』(双葉社)で連載中の同名コミックが原作の、夫婦のタブーに切り込んだ30代男女の禁断の恋愛ドラマ。同枠で14年7月期に放送され、社会現象を巻き起こした、上戸彩(37)主演の不倫ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』のスタッフが9年ぶりに再集結している。

 フタバ建設のOL・みちとカフェ店長の夫・陽一は、結婚5年目の今でも仲は良いが、気がつけばレス歴2年になる。一方、みちの上司・新名誠(岩田剛典/34)も、ファッション誌の副編集長として忙しく働く妻・楓を、献身的に支えることに生きがいを感じているが、彼女と長期間のレスに陥っている。

 4月27日放送の第3話では、みちは陽一から久しぶりに求められ、高揚感を覚えていたが、一抹の不安を感じていた。その頃、新名は楓と結婚記念日を過ごそうとしていたが、抱きしめても拒絶されてしまう。また、陽一が働くカフェで三島結衣花(さとうほなみ/33)が働き始めていたが、ある夜、2人は関係を持ってしまい……という展開。

 ツイッター上では、女性キャラに共感の声が多い一方、陽一にはボロカスな反応ばかりで、同情する声は皆無。なぜ、ここまで嫌われるのだろう?