■『夫婦が壊れるとき』との共通点

「もちろん陽一の自分本意な行動が批判を浴びている、というのはありますが、最近のトレンドとして、夫叩きの空気も影響しているのではないでしょうか。今期放送中の、夫への復讐がテーマのドラマ『夫婦が壊れるとき』(日本テレビ系)も、深夜枠の連ドラながらもヒットしていて、見逃し配信・TVerで、ランキングの上位をキープしています。

 また、前期放送の『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京系)も、夫に復讐する深夜枠の連ドラで、見逃し配信・TVerで好調でした。どうやら、夫を“おとしめる”のが、最近のドラマのトレンドになっているようです」(ドラマライター/ヤマカワ)

 稲森いずみ(51)主演の『夫婦が壊れるとき』は、世界中でヒットしたイギリスのドラマ『女医フォスター 夫の情事、私の決断』の日本オリジナル版で、主人公の女医が不倫夫を過激に追い詰めていく。また、馬場ふみか(27)主演の『夫を社会的に抹殺する5つの方』は、夫のDVやモラハラに苦しんだ専業主婦が、夫を社会的に制裁するという物語。

「数年前、ネット上で“夫死ね”というワードが話題になりました。共働き夫婦の女性たちが、妊娠や出産でキャリアを断絶させられたなど、雇用や社会制度の問題が理由だったようですが、これが話題になったことで、夫に対する不満に共感しやすい空気ができたのかも。

 キャリアのために仕事を優先し、夫を顧みなかった楓も、悪妻だと言えなくもありませんが、彼女に共感の声が出ているのも、アンチ夫の空気が影響していると考えられます」(同上)

 次回以降、陽一と結衣花に続いて、みちも新名と一線を超え、ますますドロドロ展開になると思われる。2組の夫婦の人間関係が修羅場化することで、陽一への風当たりはより強くなりそうだ。