■第16話には人気俳優が2秒ほど出演

 ここまでのメンツを見れば分かるように、サプライズゲストは俳優以外のタレントが多いが――第16話では、俳優の前田公輝(35)が、わずか2秒ほど出演したことが話題となった。同回では、警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛/62)が5年前、北朝鮮の組織に拉致されてしまったリュウ・ミンシェン(堺、一人三役)を救助するべく中国で傭兵を雇う場面があり、前田は同場面に傭兵役で出演。

 同場面には、第1シーズンで“バルカの警官”を演じたラグビー芸人・しんや(36)も傭兵役で出演していた。『VIVANT』を担当する宮崎陽平監督は、しんやの一人二役について、自身のXで《バルカ警察にも生き別れの兄弟が居る》(8月30日投稿)という裏設定を明かしている。

 そして、現時点の最新話である第17話には、元AKB48の木﨑ゆりあ(30)、『ポケモン』のピカチュウ役で有名な声優・大谷育江(61)、元プロ野球日本ハムの杉谷拳士(35)の3人がサプライズで出演した。木﨑は“公安の刑事・和久井俊作(田中俊介/36)からDVを受けている妻”役で出演。大谷は声優として、少女・ジャミーン(本間さえ/12)が使用するスマホアプリの声を演じた。そして杉谷は、ジャミーンの“顔写真だけで人の善悪を見分けられる”という特殊能力をテストする場面で、“一般人の顔写真”として出演した。

 なお、大谷は同作のサイドストーリー『ドラム-VIVANT THE ORIGIN STORY-』(U-NEXT)に同役で出演しているが、本編への出演は告知なしのサプライズ出演である。

 こういったサプライズゲストの登場には好意的な声も多いが――、

《VIVANT、そろそろチョイ役のサプライズゲストは無しでいい気がする。撮影済みだろうからもう今さら仕方ないと思うけど。(略)そういうゲストが多いと、物語の中に入り込んでるのに急に現実に引き戻されるのよね、、、話しも盛り上がってきた事ですし、お話に集中したい気も》
《正直VIVANTの杉谷拳士だす必要性が見いだせない、あの場面はエキストラの写真でも問題なかっただろうし、話題になるからって呼んだんだろうか?そういうのに頼らんでも話題性は十分だろうに》《VIVANT 17話は 誰も有名人ゲストいないな〜 って思ってたら 顔写真に杉谷なんて分からんよ》
《余計なゲスト要らんて》

 といった、“本筋に集中したい”という声も増えつつある。

 シナリオの複雑化や、第1シーズンに比べてフィクション感が強い、といった指摘もある『VIVANT』第2シーズン。次の第18話(9月13日)が《前半戦最終回》とされるなど折り返し地点を迎えているが、後半戦にも豪華ゲストは出演するのだろうか――。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。