年々厳しくなる交通法規に道路事情。安全かつ、手軽に運転するためには、どうするべきか? そこで本サイトは、“車のプロ”を直撃。Q&Aスタイルで、いま知らなきゃヤバい「クルマの新常識」を徹底解説する。

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 今夏、日本列島を記録的な豪雨が襲った。

「8月13〜14日、千葉県を局地的な豪雨が襲い、死者13人、浸水被害が5000棟、水没などで放置された車両が2800台以上に及びました。また、8月27日、石川・富山両県に大雨特別警報が出され、道路や住宅の浸水被害が相次ぎました」(気象予報士)

 こうした豪雨から身を守るには、どんなクルマを選べばいいのか? 自動車評論家の国沢光宏氏は、次のように解説する。

「ガソリン車やディーゼル車は、車体の床面にエンジンの排気口があり、そこが水に浸かるとエンジンが停止する恐れがあります。なので、“車高が高い”というのが条件です」

 そこで見てほしいのが、販売カタログの“最低地上高”の数値だという。

「最低地上高は、地面から車体の最も低い部分までの距離のこと。大まかな目安ですが、180〜200ミリほどあれば悪路にも比較的強い。トヨタ『ランドクルーザー』や三菱『アウトランダー』といったSUV、スズキの軽自動車『ジムニー』などが、これに該当します」(前同)

 また一方で、EVはゲリラ豪雨に弱いのか?

「むしろ、構造上はガソリン車より冠水に強い面がある。モーターで走るため、エンジンの吸気口から水を吸い込んで停止するリスクがないからです」(同)

 バッテリーが水に浸かれば、感電しないのか?

「EVやハイブリッド車に搭載された高電圧系バッテリーは、駐車中は走行用電池が切り離されます。また、走行中に水に浸かったとしても、即座にブレーカーが落ちるように設計されているので安心です」(同)

 新車選びの参考にしてもらいたい。