■遊び心ならドン・キホーテ

 一方、コスパという点においては、酒類と同様にスーパーのオリジナル商品が強烈な存在感を放つ。

「業務スーパーは、大容量の自社商品が魅力的。『スモークチキンスライス』(700グラム/877円)は、そのまま食べてもおいしいですし、漬物と合わせてゴマ油で和えるだけで立派なおつまみになる。他にも、コンニャク、おでんなど晩酌のお供にできる商品がかなり安いです」(前出のスギ アカツキ氏)

 ここ数年、業績を伸ばし続けているオーケーストアのオリジナル商品も酒との親和性が極めて高い。

「PBのポテトチップスや亀田製菓に製造を委託した『10種のおつまみアソート』(154グラム・6袋/248円)がオススメ。安さだけでなく、品質も高いんです。箱買いする男性客の姿もよく見かけますね」(前同)

 遊び心ならドン・キホーテに軍配が上がる。

「他では見られない“やんちゃな商品”が多いですね。オリジナルブランド“情熱価格”は大袋やジャンク系が多く、お酒好きのハートに刺さるラインナップが並んでいます」(同)

 少しグルメな気分を味わいたい週末は、西友か。

「『みなさまのお墨付き』ブランドはブルーチーズ味やトリュフ系のナッツなどで“プチぜいたく”ができる。支持率が表示されているので、購入する際の目安になります」(同)

 少し気分を変えて、子供の頃に慣れ親しんだ“駄菓子”を酒の友とすれば、コスパ面も申し分ない。

「イチオシは“ハートチップル”。強烈なニンニク風味が酒にめっちゃ合うんですよ。“キャベツ太郎”や“ビッグカツ”もレモンサワーや日本酒にピッタリです」(前出のグルメライター)

 迫りくる“値上げの秋”を笑って飲み飛ばそう!

【前編】10月の酒税改定を乗り切る秘策を紹介。1杯20円台で飲める「4リットル焼酎」や「大容量ウイスキー」、いま箱買いするべき「発泡酒&缶チューハイ」なども紹介している。《【前編】はこちらから》

スギ アカツキ
東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始めた食文化研究家。食育専門家、スーパーマーケットや長寿美容食の研究家としても知られ、食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。