石橋静河(32)が主演するNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の第8回が10月7日に放送された。同回では石橋演じる主人公・珠の“最初の結婚”が描かれたが、あまりにもスピード感のある展開が話題となっている。
【以下『ブラッサム』第8回までのネタバレを含みます】
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代さんをモデルに、自由を求め続ける主人公・葉野珠の生涯を描く作品で、幼少期は村上蘭(12)、成長後は石橋、そして晩年を加賀まりこ(82)が演じる。第1週(9月28日~10月2日)では、明治41年(1908年)の山口・岩国を舞台に、珠の幼少期(10歳)の物語が描かれた。
放送中の第2週(5日~9日)の舞台は大正2年(1913年)。16歳になった珠の女学校生活や、珠の最初の嫁入りなどの物語が展開中だ。
第8回では、珠が父・清治(渡部篤郎/58)に縁談を勧められて、珠の亡き実母の妹の長男・享一(小堀正博/38)と結婚することに。しかし、享一は色街通いをしていて、結婚してもやめる気はなかった。それで珠は荷物をまとめて出て行ってしまう。そんな珠を、享一の弟で珠を心配していた保(金子大地/30)は「それがええ」と見つめて――という展開。
モデルの宇野さんは最初の結婚後、わずか10日ほどで実家に戻ったとされるが、『ブラッサム』では、その一連のエピソードが15分で完結した。この超高速な展開には、
《結婚生活が10日で終わったのは史実なんだけど、まさか婚約、結婚、家出 までを15分でやるとは思わなかった》
《往年のジェットコースタードラマばりの展開の早さ。VIVANTなら2クールかかりそうな内容を15分で収めててスゴい》
《爆速…ではあるんだけど置いていかれ感が皆無なのよね。今まで見てきた珠なら「いらん」にひっかかるのは分かるし夜毎にそれを反芻してたら出奔してもおかしくないよな》
《うん、わたしも「それがええ」と思う。それにしても気持ちの良いスピード感だ》
といった、好意的な声が多く寄せられている。
物語がスピーディーに動いている背景には、モデルである宇野さんが98歳まで長生きし、波瀾万丈な人生を送ったこともあると考えられる。生涯で4度の結婚と離婚を経験したほか、小説家や着物デザイナーとして幅広く活躍するなど、描くべきエピソードは多い。初回の時点で、加賀演じる昭和57年(1982年)の珠(85歳)が新聞連載を執筆する様子も紹介された。