■実は“単独主演の連ドラ”は『クロサギ』しかなかった
前出の女性誌編集者は続ける。
「平野さんはキンプリデビューと同タイミングの2018年に『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で主人公(杉咲花)の相手役でブレイクしたこともあり、キンプリでも“役者枠”のイメージが強いですよね。
しかし、実はデビュー以降に出演したドラマ本数は4作と決して多くはなく、“単独主演の連ドラ”にいたっては、『クロサギ』しかないんです」
平野は2014年のジャニーズJr.時代に『SHARK』(日本テレビ系)で連ドラ単独主演を果たしたことはある。
しかし、デビュー以降『クロサギ』以外で主演を務めたドラマは、2021年放送の単発ドラマ『生徒が人生をやり直せる学校』(日本テレビ系)と、2020年放送のSexyZone・中島健人(29)とのダブル主演ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』の2作だけ。純粋に単独主演の連ドラは、『クロサギ』が最初で最後だった。
映画は2018年公開の『honey ハニー』と『ういらぶ。』、2019年と2021年に公開した『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』シリーズの4本で主演を務めている。
そのため、平野の退所が発表されて以降は、
《どう考えても作品少ないよね平野紫耀なのに。デビューしたらやまちゃん(山下智久)みたいに次から次と主演くるだろうなってちょっとおもってたよ》
《平野くんの演技仕事が少ない(少なかった)というより質の良い仕事がなかったって感じじゃない?ドラマ好きが観るような作品の脇にいくつも出て認知されてそれから主演をやるのが普通。一般人気があってもドラマは別だよ》
《2022のキンプリのドラマやラジオ、映画の出演本数見ても妙に違和感がする、あんなに平野紫耀売れてるのにクロサギだけはおかしいよな》
といった声が、SNSに多く寄せられている。
昨年の主演作『クロサギ』で高い演技力と圧倒的な存在感を見せた平野。退所後は、どんな作品で輝きを見せてくれるのか――。