■『南田南弁護士は天才肌』の気になる点
懸念点は、16話のオリジナルを日本の1クール分である11話にどう収められるか。ナチス政権下で障害者が虐殺された歴史が描かれた第3話「ペンスで行きます」、過酷な学歴主義が描かれた第9話「ハーメルンの笛吹き男」、障害のある女性と非障害者の男性の恋愛が描かれた第10話「手をつなぐのはまた今度」など、難しいテーマに触れてファンの評価が高い回が描かれるのかどうか気になるところだ。
一方、『メリーベリーラブ』は今田と韓国の人気俳優チ・チャンウク(39)のダブル主演で、韓国の空間プランナーであるイ・ユビン(チャンウク)、イチゴひと筋な日本の農業女子の白浜夏凛(今田)という、国境を越え運命的に出会った二人が、日本の美しく自然豊かな島を舞台に繰り広げる、甘酸っぱいロマンティック・ラブコメディ。
日本テレビと、ドラマ『愛の不時着』や『涙の女王』、映画『パラサイト 半地下の家族』などを手掛けている、韓国のスタジオ“CJ ENM”との初の共同制作で、脚本も監督も韓国スタッフという、日本の民放地上波で放送する連ドラとしては斬新。韓ドラに寄せたというより、日本で作った韓ドラと呼びたくなる、思い切った作品だ。