■ドラムの生存を知ってニヤッ!? 精神的奴隷は演技か

 すでに『VIVANT』では、元公安でテント側の人間だった新庄浩太郎(竜星涼/33)が、別班特注の防弾スーツを着用した状態で“銃殺”されて、死を偽装することに成功していた。その際には着ぶくれによって太ったように見えたが、リュウ(堺)はそうならないように野崎(阿部)の食事を絶ち、痩せさせたのかもしれない。

 また第22話では、ドラムが脱獄を図ったところをリュウが腹部に6発の銃弾を撃ち込み、脈が止まっているのを確認して、部下に裏庭に埋めさせるも、実は生きていて――という場面があった。これは野崎と思しき人物がチンギス刑事(バルサラハガバ・バトボルド)にシンシー本部の場所を伝えるメールを送っていたので救助ができたこと、銃弾が臓器に達していなかったことの2点が理由だが、乃木はドラムのレントゲン写真を見て意味深な表情を浮かべていた。

 また、野崎は“精神的奴隷”と化してからは生気のない虚ろな表情をしているが、今回の第23話では、タイランの屋敷で乃木が野崎にドラムの生存を伝えた際に、野崎は一瞬、ニヤリとしたような表情を浮かべていた。

 野崎とリュウの間にある空白の3時間、リュウが頭ではなく胸を撃ったこと、そしてドラム生存を知った際の野崎の表情――これらから、

《VIVANTで野崎さんが急所外されてるってあるけど、3時間の密会の間に防弾チョッキか、体に何か小細工してたんじゃない?》
《劉が野崎に食事を食べさせてなかったのは防弾チョッキを着せても違和感をなくするためだったんじゃ?今回野崎さんが撃たれたけど防弾チョッキを着てれば大丈夫だし、定期的に2人きりで会話してたのもこの作戦を伝えるためだったとか》
《頭も撃てたのに胸を撃ってるからね野崎はこの後も生きていることが諸々で確定してるから、撃った時点でリュウは味方(野崎を殺していない)だと確定》
《野崎さん…乃木さんにドラムが生きていたことを聞かされた時、笑いましたねー!ニヤッとしました!笑やっぱり野崎さんも洗脳されたフリ!》
《ドラム生きてるって聞いた時、野崎さん笑ってたよね?やっぱり洗脳されていなくて、劉とも協力関係なのかな》

 といった考察が寄せられている。

 最終回を前に、衝撃的な展開を迎えた『VIVANT』第2シーズン。野崎は無事なのか? リュウの真意は? すべては次回明らかとなるだろう。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲや藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。『VIVANT』第1シーズンでは考察を大いに楽しんだ。