5月22日をもって平野紫耀(26)は、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)とともにKing&Princeを脱退。同日に、ジャニーズ事務所からも退所する(岸のみ今秋に退所)。平野が脱退を決意した理由の1つに「グループがいつまでも海外進出を果たせない」というものがあったが、この5月にジャニーズ事務所では、“所属タレントの海外進出を諦めた”とも受け取れる出来事があったようで――。

「ジャニーズ事務所は公式サイトで『会社概要・組織図』を公表していますが、コンテンツ制作本部から『コンテンツ制作部』、『新規事業部』、そして『海外戦略室』が消滅したんです。海外でのビジネスを外部委託にしたとか、部署合併をしたとかそういう可能性はあるものの、ファンからも、《気になってジャニーズのサイトまで組織図見に行ったら海外戦略部消えてる……もうこの事務所にいて海外目指すの無理なんじゃないか》といった声が出ています。

 やはり、日本芸能界ナンバーワンプロダクションであるジャニーズをもってしても、タレント、グループの海外進出事業はなかなか難しい、ということなのかもしれませんね。Travis Japanの前例もありますからね……」(ワイドショー関係者)

 2022年10月にデビューしたトラジャは、22年3月から滝沢秀明副社長(41)の案で、メンバー全員でアメリカ・LAに留学。ダンス大会やオーディション番組での活躍を経て、9月に当地の名門レーベルと契約。世界デビューを果たすことに成功した。

 しかし一方で、“成長を追ったり、交流したりできない”さらには、“物理的に距離が遠い”といった理由で、彼らに対する情熱が冷めてしまったファンも多く、トラジャが留学に行った直後から、ファンが激減。ジャニーズファンの間で“担降り”と呼ばれている事態も相次いでしまったというのだ。