■“12人目の告発者”も登場し……
前出のワイドショー関係者が続ける。
「5月9日配信の『文春オンライン』、翌10日発売の『週刊文春』では、新たに1998年からジャニーズJr.だった橋田康氏(37)が、実名と顔出しで証言を行いました。これまで匿名で告発してきた人物も含めると、橋田氏は12人目の告発者となります」
橋田氏は「ジャニーさんが作り上げてきた世界は本当に凄い。性加害を単に否定するというより、ジャニーズがいい方向に変わっていくために、お話しすることにしました」と前置きしつつも、当時13歳のころにジャニー氏から性被害を受けたことを証言。非常に生々しい行為の細部や、その後仕事が増えたことを明かし、
「何もわからない子たちに、欲をぶつけてしまうこと。それは虐めと一緒です。見て見ぬふりをした人たちも、同じではないにせよ、それは違うと思う」
と、芸能界に変わって欲しい、と訴えかけている。
「ここで不安になってくるのが、平野さんの今後ですよね。カウアン氏は、ジャニー氏との話の際に平野さんの名前も登場させています。
平野さんがキンプリ脱退後すぐ、念願の海外進出を果たしたら、現地メディアからはまず間違いなく“ジャニー氏の闇”について聞かれるでしょう。そこで平野さんはどう対応するのか……。
しかし、そもそも“エンターテイナー”として勝負したくて海外進出を選ぶのに、パフォーマンスが評価される前に、別なところで大きく注目されてしまう状況自体が、厳しいことですよね……」(前同)
キンプリを卒業する平野の今後にもかかわってきそうな「ジャニー氏の闇」。今後の、ジャニーズグループの海外進出にも影響は必至だろう――。