俳優の鈴木亮平(40)が主演を務める映画『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』(4月28日公開)が、公開9日間で観客動員165万人、興行収入21.7億円を突破するなど、快進撃を続けている。

 5月7日には「大ヒット御礼!横浜凱旋キャンペーン」が行なわれ、鈴木が映画の舞台であり、大規模撮影も行なわれた横浜の地に凱旋。横浜周辺の複数の映画館で舞台挨拶を行なった。

※画像は鈴木亮平の公式ツイッター『@ryoheiheisuzuki』より

 そんな鈴木の“次なる注目作”といえば、Netflix映画『シティーハンター』だろう。

 1985年から1991年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、単行本の累計発行部数5000万部を突破。1987年にはテレビアニメの放送もスタートし、一大ブームを巻き起こした北条司氏(64)による伝説の漫画作品『シティーハンター』。

 Netflixでは鈴木を主演に迎え、『シティーハンター』を実写映画化。2024年の配信を予定しており、ヒロイン・槇村香を森田望智(26)が演じることも明らかになっている。

「先日、クランクアップして、5月8日の夜には早くも打ち上げが行われたんです」

 そう話すのは現場にいた制作関係者。

■打ち上げスピーチで鈴木亮平が“驚きの告白”

 打ち上げの会場となったのは東京・表参道の地下にあるカフェバーで、コロナが5類に移行したこともあり、久しぶりに盛大な打ち上げになったようだ。

「70~80人くらい参加していたのではないでしょうか。原作者の北条先生も出席されていましたし、非常に和気あいあいとした会になりました。そして会では、参加者の多くが涙する感動の場面もあったんです。1つは鈴木さんのスピーチでした」(前出の制作関係者、以下同)

『シティハンター』主演の鈴木は、黒のシャツにチノパンといったカジュアルなファッションで、打ち上げに顔を出したという。

「鈴木さんにとって『シティーハンター』は大変思い入れある作品で、冴羽獠役をやるために俳優になったと言ってもいいほどだといいます。その作品が無事にクランクアップを迎え、言いようのない達成感があったのではないでしょうか。

 冒頭から多くの参加者が鈴木さんのスピーチに引き込まれていきました。というのも、打ち上げ会場の店が入るビルには駐車場があるのですが、鈴木さんは“実はかつてこの駐車場で誘導員のアルバイトをしながら俳優を目指していたんです”と明かし、“それが今回、自分が主演をやらせていただく作品、しかも『シティーハンター』の打ち上げがここで行なわれるのが本当に信じられない”と語ったんです」