「5月14日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子氏が、事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)による過去の性加害疑惑に対する声明をビデオメッセージで出す予定だといいます。内容は、謝罪メッセージが中心だと見られています。さらには、複数人の現役タレントもコメントを出すと聞こえてきていますね」(芸能プロ関係者)
沈黙を続けていたジャニーズ事務所のトップが、いよいよ公に見解を示すようだ。その3日前、5月11日には、活動団体「PENLIGHT ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」が、ジャニーズ事務所に対して、ジャニー氏の性加害疑惑に関する1万6100人分余りの署名を提出。事務所は各メディアに対して、「今週末、公式にお伝えさせていただきます」と、コメントを発表していた。
「これまでメディアも報道に消極的だった“ジャニー氏の闇”でしたが、ついに5月11日放送のTBSの看板報道番組『news23』でも、この件を特集。元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)による告発など、これまでの情報を10分ほど取り上げたほか、同じくJr.で、ジャニー氏からの生々しい性被害の実態を5月9日に『文春オンライン』で明かした橋田康さん(37)に対しての、独自インタビューも紹介。
メディアがこれまでこの件を沈黙し続けてきた件について“少なくとも私たちの番組ではお伝えしてこなかった現状があります”と、メインキャスターの小川彩佳アナウンサー(38)が“異例の自己批判”をしたことも話題を呼びました」(夕刊紙デスク=以下同)
カウアン氏はこれまで『週刊文春』(文藝春秋)で告発をしてきたが、4月13日発売の『文春』では、“8人目の告発者”であるD氏との対談も行なわれた。プールのあるマンション最上階の部屋が、事実上のジャニー氏の別荘。この部屋は“プール”と呼ばれていて、ジャニー氏にとって“二軍”の子が遊んでいたと明かしている。そして“一軍”はジャニー氏の自宅に招かれていた、とのことだった。
「こうしたなかで注目を集めつつあるのが、“スペオキ(スペシャルなお気に入り)”と称されるタレントたちは、どんな扱いを受けていたのか、ということなんです。性加害の件を抜きにしても、“○○はジャニー氏に特に見込まれていた、気に入られていた”という話は、これまでもよく出ていきました。たとえば、KinKiKidsの堂本剛さん(44)などがそれにあたりますよね。
ちなみに、2022年11月28日の『文春オンライン』によると、“スペオキ”の特徴は、“小柄で、整った顔立ちに大きく蠱惑的な瞳”とのことです」