■「なんか怖くなって」と思わせるくらい強引に誘われた内
2005年に未成年飲酒(当時18歳)などで補導され、関ジャニ∞とNEWSを脱退。しかし、その後も事務所をクビにはならなかった内博貴(36)も、“スペオキ”と言われている。
「そもそも内さんは履歴書すら送っていなかった。“1歳上の先輩”がオーディションを受けるので、彼の親に頼まれてオーディション会場に付き添ったら、流れでオーディション会場に入れてしまったといいます。当時、野球少年でジャニーズに入る気など毛頭なかった内さんは、そこでジャニー氏の猛アタックを受けたことを、2014年放送の『まさかのタメ年トークバラエティー! ビックラコイタ箱』(日本テレビ系)で明かしています」
会場で踊らない内に興味を抱いたジャニー氏は「お腹すいてる?」と、中華料理屋へ連れ出したり、「携帯持ってる? 今からドコモショップ行こう」と、当時出始めだった携帯を契約させたりと猛アタック。
さらに、何度誘っても「興味がない」と断り続ける内から「僕は甲子園に出て野球がしたい」という話を聞くと、ジャニー氏は内を甲子園球場に誘い、阪神タイガースの選手と一緒に野球をやらせるという“接待”攻撃。「夢叶ったでしょ?」という言葉にジャニー氏の権力を痛感し、「なんか怖くなって」ジャニーズ入りしたと明かしている。
「SexyZoneでは、入所から1年足らずでデビューした佐藤勝利さん(26)が、自分自身をジャニー氏の“スペオキ”であることを自覚していたことを、2022年5月の『日経エンタテインメント』(日経BP社)で公言していました」
佐藤は、
《今思うと――ジャニーさんの僕に対するチェックは半端なかったですね。素行から髪型から服装から、何から何までチェックされましたから。(中略)そこまで特別扱いされていたわけだから、他のJr.らの当たりも強かったんじゃないかって思うかもしれないけど、表立ってはそんなになかったです》
《はっきり言ってしまえば、当時の僕はすごい大きなパワーを持ってたと思うんですけど、そこで調子に乗って周りを大切にしないと、すぐ嫌われる立場にあるっていう自覚もありました。そりゃそうですよね、急に来た奴が、簡単に『紅白』に出て、真ん中に立って…。》
と、コメントしている。