ジャニーズ事務所の創設者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題について5月14日夜、同事務所の藤島ジュリー景子社長(56)が公式HP上で謝罪動画を公開。さらに、各所から寄せられた問題に対する質問に書面で回答したものの、被害の実態に言及していないなどと、“甘さ”が指摘され、炎上している。

 ジャニー氏と姉のメリー喜多川氏(享年93)の2人が事務所の運営を仕切っていたため、性加害の事実を“知らなかった”と説明したジュリー社長。また、実態調査のための第三者委員会は設置しないとのことで、再発防止策も“生ぬるい”と言われてしまっている。SNSでは、謝罪のあまりにも中身のない内容に、

《知らなかった訳ないのでは??》
《明らかに嘘つき》
《結局何も言ってないし、謝罪する気もないだろ》

 といった声が続出している。芸能プロ関係者は、ジュリー氏の姿勢を「あまりにも悪手」と批判する。

「もともとジャニー氏の問題ではあるものの、何度も報じられていた問題。それを、ここまで放置してきたジュリー社長の責任は大きい。会見ではなく動画配信という一方的な発信で、亡くなった2人にすべての責任を押し付ける説明は、何の説得力も持ちません。余計にバッシングされるのは当然でしょう」