■退所したマッチを「すごく薄っぺらく感じる」と痛烈批判
番組内には過去、「東山勉強会」というコーナーがあったが、スタッフの打ち合わせにも定期的に東山にも参加してもらい、企画を決める“ヒガシ勉強会”があったと、2018年11月配信の『週刊女性PRIME』が伝えていた。
2018年5月、元TOKIOの山口達也氏(51)が不祥事を起こしたが、東山がジャニー氏やメリー喜多川氏(享年93)に直接話を聞き、当時副社長だったジュリー氏だけでは決断できずにいた状況を見かね、メリー氏が山口氏の解雇を決断したという“裏事情”も東山が確認してくれたという。
NEWSの小山慶一郎(39)と加藤シゲアキ(35)が未成年女性と飲酒していたスキャンダルが発覚した際も、東山は2人に反省を促すなど、事務所に忖度せずにコメントしていた。
極めつけはかつての元“ジャニーズ長男坊”の近藤真彦(58)に対してだろう。
2020年11月に不倫が報じられ、無期限活動自粛処分を受け、半年後の2021年4月、特に後輩やスタッフに説明もなく事務所を辞めたという事態について「(『僕の新しい旅立ちのため』という)退所のコメントがすごく薄っぺらく感じる」と、かなり厳しい口調で断じていた。
■東山が逃げれば後輩全員が逃げることに
「近藤さんの際のコメントは、東山さんの“独走”だったそうですよ。本番でのあまりの厳しい発言に、番組スタッフは衝撃を受けたといいますね。
そんな東山さんは、事務所の存続にもかかわりかねないジャニー氏の問題にこそ、現在の長男坊である自分がしっかりと向き合い、コメントを出さないといけない、という強い思いがあるのではないでしょうか。東山さんが逃げたら、後輩たちも全員逃げることになってしまう。そんなことは許されない、ということですよね。
もちろん、東山さんが被害者側の可能性もありますし、当事者でもある。うかつな発言をすれば余計な憶測も呼んでしまいかねない。だから事務所サイドは彼とじっくりと話していると考えられますが、しかし、東山さんの中では、キャスターとして逃げるわけにはいかないと。被害を訴える元ジャニーズJr.や現役のタレントの心情などにも十分配慮し、番組や事務所と入念に調整を進め、最終的には東山さんがコメントを出すのか出さないのか、決めるのではないでしょうか。
ただ、東山さん自身は忖度ゼロで“絶対に話したい”という思いだと聞こえてきています。東山さんと“完全スルー”だった櫻井さんは、ジャニーズ内での立場が違う。これまでの経緯を考えても、東山さんは必ず思いを話すと思われます」(前出の制作会社関係者)
東山は“ジャニー氏の闇”に触れるのか、5月21日放送の『サンデーLIVE!!』に大きな注目が集まっている。