■相次ぐ“タッキー派”の退所

 ジャニーズ事務所は、藤島ジュリー景子社長の寵愛を受けている“ジュリー派”と、2022年10月に事務所を去った滝沢秀明氏(41)をリスペクトする“タッキー派”、そして、過去にはSMAPのマネジャーだったI氏(2016年退所)に気に入られていた“I氏派”といった派閥があることで知られている。

「まず、IMPACTorsは最近のJr.でも有名な“タッキー派”でした。3月28日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、“角を立てないように、堂々と合流はせずに、表向きは個人事務所を設立。そして、裏では滝沢氏に面倒を見てもらう”という退所後の合流プランが報じられていたこともありましたね。そして、三宅さんと北山さんも、“タッキー派”です」(前出のワイドショー関係者)

 三宅は滝沢氏がアイドル時代は『滝沢歌舞伎』で共演したり、2018年にはユニット「KEN☆Tackey」を組んでシングルデビューしたりと、親交が深かった。2月21日の『東スポWEB』では、滝沢氏が辞めてジャニーズ事務所が現体制になってから、三宅は「これ以上はやってられない」と漏らすようになったと報じている。

「V6が結成25周年を迎えた2020年ごろから、三宅さんはジャニーズ事務所との関係が悪い部分もあったと言われています。当時V6は事務所に3人しかいないマネージメント部長のひとりであるA氏がマネジャーだったんですが、彼の仕事ぶりに三宅さんが反発。ジュリー氏や他グループの顔色をうかがうA氏を、メンバーの同意を取ってから外し、セルフプロデュース路線にした、という話が2020年10月に『文春』で報じられています」(前同)

 そして、次の退所が確実視されている北山に関しては、もともとキスマイがI氏派のグループだった。それに加えて、北山は滝沢氏とプライベートで親交が深く、が活動休止を発表した時期から “滝沢イズム”の継承者とも言われていた。

「最後にキンプリはグループそのものはジュリー派ではあったものの、もともと平野さんはジャニー氏を強くリスペクトしていて、グループではなく個人としては“ジュリー派“ではなかった。

 そして、平野さんの退所に関して、ジュリー氏との強い確執が『週刊文春』(文藝春秋)で報じられたことがあります」(前同)