■「ジャニー氏の闇」の説明責任で窮地に立つジュリー社長

『文春』が報じた内容は、要約すると以下の通り。

“平野は2022年始から何度もジュリー氏に面談を申し込んでいたが、ドタキャンが続いた。途中から『仕事の話なら5人で来なさい』と言われたので5人で会いに行こうとしたが、それでもドタキャンが続いた。ようやく9月に面会が叶ったが、ジュリー氏はキンプリの話をまともに聞こうとしなかった。平野は『ジャニーさん(ジャニー喜多川)がいたら……』と知人に最後まで嘆いていた”

 この報道についてジャニーズ事務所は“メンバー全員と面会をした”以外の部分は事実関係を否定しているが……。

「もちろん、タレント、グループの活動はビジネスだし、一方的にジュリー氏が悪かったわけではないでしょうが、こうして“非ジュリー派”の退所が相次ぐ現状に、“タレントを大事にしていないのでは”と反感を抱くファンは多い。

 さらにジュリー氏は、ジャニー氏が過去に行なってきたとされる所属タレントに対する性加害疑惑についても解決の糸口すら見つけられていません。

 この件について5月14日夜に文書と約70秒の謝罪動画を公式サイトに掲載しましたが、“会見”ではなく一方的なものであり、事実認定を避けているような感じ、第三者委員会の設置に消極的であることなど、問題の徹底解明をする気はないように感じられることから、むしろさらなる炎上を招いてしまっています。

 ジャニーズ帝国崩壊の危機すら叫ばれるなか、こうして“非ジュリー派”のタレントが相次いで辞めていくのは、共倒れを避けて逃げているようにも見えてきますよね……」(前出のワイドショー関係者)

 大激震が走るジャニーズ事務所。この退所ラッシュはまだまだ続いてしまうのかも……。