■“続編ドラマ”で1人だけ声だけ出演
また、“続編ドラマ”ではこんな事態も――。
「2005年に山下さんは、阿部寛さん(58)主演の東大受験ドラマ『ドラゴン桜』に“特別進学クラス”生徒役で出演。同クラスで生徒役キャストの長澤まさみさん(35)中尾明慶さん(34)、小池徹平さん(37)、紗栄子さん(当時『サエコ』名義/36)、新垣結衣さん(34)ら全員が2021年放送の続編ドラマに“過去の教え子たち”として出演したんですが、山下さんだけ“声だけの出演”という、違和感だらけの措置が取られたこともありました」(前出の女性誌ライター)
2021年版では長澤のみ教師役でレギュラー出演。そして、中尾、小池、紗栄子の3人は “臨時コーチ”、新垣と山下は最後の最後に“実は裏で協力していた”という立ち回りでそれぞれ最終回にサプライズ出演を果たした。
しかし、新垣と違い山下は顔出しでは姿を見せず、“メールの文章を山下が読み上げる”という方法で約40秒登場しただけだったのだ。
「2021年版には、現役ジャニーズでキンプリの高橋海人さん(24)が出演している、という背景もあった。山下さんを出演させたいTBSがジャニーズと“交渉”して、“声だけ出演”が最終的な落としどころだったといいます。2019年に公正取引委員会の注意が入って以降、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけることようなことはなくなりました。それでもテレビ各局には“忖度”の文化が根強く残っています。
故・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題とメディアの忖度関係が批判されている現状ですが、やはり今回の『ぐるナイ』でも、山下さんの名前が出てくることはないかもしれませんね……」(前同)
間違いなく平野の憧れの存在だった山下。果たして『ぐるナイ』で、彼の名前が出てくることは――!?