木村拓哉(50)主演の刑事ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)。5月15日放送の第6話に、“ラスボス”とも呼べる存在感を放つ凶悪犯“千枚通しの男”が登場。以前から顔を隠して暗躍していた同役の正体が森山未來(38)だったことが解禁され、大いに話題となっている。

 ちなみに、森山は2005年放送の『危険なアネキ』以来、18年ぶりのフジ月9出演である。

『教場0』は、2021年に新春SPドラマで放送していた『教場2』の前日譚。『教場2』のラストでは木村演じる指導官・風間公親と、北村匠海(24)演じる遠野刑事の2人は雨の夜に“千枚通しの男”に襲われ、風間は右目を刺し貫かれる――というショッキングなシーンが描かれたが、今回の『教場0』第6話では、そのシーンの裏側が描かれた。まだドラマ中盤にもかかわらず、このエピソードが回収されたことに多くの視聴者が驚いたことだろう。

 そして、これまでフードやシルエットなど演出で顔を隠してきた“千枚通しの男”が現場から逃走し、ビルの一階で配達員の男とぶつかった際、森山が“千枚通しの男”を演じていたことが明らかのとなったのだ。今回は風間が逃亡を許してしまったが、ラスボスのような存在として、物語に関わってくると思われる。