■”テレ朝”と”松岡”それぞれの対応に批判の声

 テレ朝といえば、毎週のようにジャニーズタレントが出演する音楽番組『ミュージックステーション』があるうえ、同社の旧社屋には、『Mステ』に出演するジャニーズJr.のためという理由も大きかったのだろうが、Jr.のレッスン場もあったほど。ジャニーズと関係の深い局として有名である。

「もちろん日付が近いのは偶然だったのでしょうが、NHKで名指し批判された翌日に、何事もなかったようにジャニーズの松岡さんやHey!Say!JUMP伊野尾慧さん(32)などが出演している『ミタゾノ』の告知をしてしまったわけで……。

 権威ある刑法学者からも“この問題が精算されないうちはメディアはジャニーズという企業と一定の距離を置くべきではないか”という指摘が出る状況で、これはどう考えても悪手でした」(前出の夕刊紙デスク)

 また、『ミタゾノ』主演である松岡についても、「ジャニー氏の闇」を特集している5月18日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で報じられていて――。

「5月14日に藤島ジュリー景子社長は、公式サイトに掲載したジャニー氏の性加害疑惑に関する謝罪動画と文書にて、今後の対応について、第三者委員会の設置には消極的なことを明らかにしていました。

 これに関して、『文春』は“所属タレントでは、松岡が特に第三者委員会の設置に反対を主張していた”と報じたんです。逆に、設置を主張していたのは櫻井翔さん(41)とKAT-TUN中丸雄一さん(39)だったそう。その流れで、松岡さんは“相談窓口”に選ばれたといいますね」(前同)