TOKIOの松岡昌宏(46)が主演を務める『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第6シリーズが、今年10月クールに火曜21時枠に“昇格”して放送することが、5月18日に発表された。
同ドラマは、松岡演じる家政夫の三田園薫が派遣先の家で「根深い汚れ」を暴いていく、痛快"覗き見"ヒューマンドラマ。「金曜ナイトドラマ枠」(23時15分~)で2016年10月クールから昨年まで、第5シリーズまで続いている人気シリーズ。第1シリーズから7年越しで、初のゴールデン帯進出である。
「もはや松岡さんも“ライフワーク”と評しつつあるシリーズだけに進出を喜ぶファンも多いですが、それだけに“5月18日の発表”というのは、非常にタイミングが悪かった。
それというのも、現在世間を騒がせている、ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害疑惑とメディアの取り扱いについて、前日の17日にNHKの『クローズアップ現代』で、名指しで“テレ朝非難”があったばかりでしたからね」(夕刊紙デスク)
現在、ジャニー氏の性加害問題と同様に、“この件をテレビ局や新聞など主要メディアが長い間、スルーし続けてきた”ということに大きな注目が集まっている。
5月17日放送の『クローズアップ現代』では、番組冒頭、進行の桑子真帆アナウンサー(35)が「なぜこの問題を報じてこなかったのか。私達の取材でもこういった声を複数いただきました」と話し、番組終盤に芸能界・メディアについて20年わたって取材しているジャーナリストの松谷創一郎氏がこの件についてNHKと民放がジャニー氏と“ある種の共犯関係”にあると批判。
「民放の人たち、テレビ朝日やフジテレビなんかは特にそうですけれども、逃げないでちゃんと扱っていただきたいと思います」
と、特にジャニーズ事務所と縁が深い2局を名指ししたのだ。