3か月後の8月26、27日に放送を控えている、日本テレビの夏の風物詩『24時間テレビ』。同番組のメインパーソナリティーをジャニーズのなにわ男子が担当することが4月17日に発表されたが、この裏側に400件近くの苦情があったこと、そしてその理由と現在の日テレの姿勢を、5月18日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

「いま世間を騒がせている、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害疑惑。多くのメディアが沈黙を貫いていましたが、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)が4月12日に日本外国特派員協会で記者会見を行なったことで、一気に大手メディアも報じるようになりました。

 そして、当時、そんな状況ながらなにわ男子が『24時間テレビ』のメインパーソナリティーに就任したことで、局へ苦情が殺到した、ということです」(女性誌ライター)

 そんな中、日テレは5月15日放送の朝の情報番組『DayDay.』だけでなく、現役ジャニーズである櫻井翔(41)も出演している『newszero』でも、この性加疑惑について報道。「番組で話し合って、私が話します」とメインキャスターの有働由美子(54)が説明し、櫻井は報道中にコメントはおろか画面にすら登場しなかったものの、ジャニーズタレントが出演する番組で初めてこの問題を取り上げたことは評価された。