■3人脱退のキンプリから「なにわ男子シフト」へ――

 極めつきは、2021年に特番としてスタートした初の地上波冠番組『King&Princeる。』だろう。2022年1月16日からレギュラー番組化し、わずか3か月後には30分番組から1時間番組へと成長させていた。

 ところが、そのキンプリは5月22日で平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退し、ジャニーズ事務所からも退所(岸のみ秋退所)。高橋海人(24)と永瀬廉(24)のデュオユニットに生まれ変わる。『キンプる。』も5月20日の2時間SPで終了。2人だけでは、これまでのようにバラエティ番組を始め、局としても推していくのも難しい――。

「そんな事情もあり、日テレはなにわ男子推しにシフトしていく、と言われています。『キンプる。』と同じ枠になるかは分からないものの、なにわ男子の冠番組が日テレで始まるという話も出ていると聞こえてきていますね。

 そして、そんな状況ですから、ジャニー氏問題をしっかり取り扱わないままなにわ男子をプッシュするようなことがあれば、視聴者からの猛反発は避けられない。だからこそ、日テレは、ジャニー氏の性加害疑惑についてしっかりと報じることを決めたのでは、そう見られていますね」(前出のワイドショー関係者)

 ポストキンプリと名高いなにわ男子。『24時間テレビ』がスタートするまでの3か月で、日テレは「ジャニー氏の闇」にどこまで迫れるだろうか――。