■中村倫也が松本まりかに向かって「このアバズレ女が…」井筒砲の震える破壊力
2018年に放送されたドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日)では、妻の不倫に怒り狂う、モラハラ“サレ夫”の中村を堪能することができる。同ドラマは仲里依紗(33)主演で、不倫による夫婦の崩壊と再生を描いたヒューマンサスペンスだ。
「回を増すごとにクレイジーさを増す中村の姿が、SNSでも度々話題になっていましたね。放送後には毎回関連ワードがトレンド入り、存在感を見せつけていました」(前同)
主人公の高森杏寿(仲里依紗)は高森純平(塚本高史)と夫婦。中村は、純平の不倫相手である井筒里奈(松本まりか)の旦那、井筒渡を演じた。中でも話題になったのが、里奈と渡の夫婦げんかのシーン。
不倫相手をかばうような態度をとる松本まりかを高圧的な態度でにらみつけ、中村が「このアバズレ女が…」と罵るのだ。
「ファンの間では、今でも伝説の名シーンとして名高いですね。怒り狂って、妻に容赦ない言葉を浴びせるその姿は、テレビ画面越しでも恐怖そのもの。充血するほどカッと見開いたあの目が忘れられません……」(同)
視聴者に恐怖を植えつけるほどの、モラハラ、パワハラ、DVのフルコンボを達成する中村の“やりすぎ演技”はいつしかドラマの目玉に。感情を爆発させる姿が、まるで大砲のようだと話題になり、SNS上では役名の「井筒砲」の愛称で親しまれた。