5月4日に放送されたテレビ朝日のバラエティ番組『テレビ千鳥』(木曜・0時15分~)。
番組内で、千鳥・大悟(43)がファッションブランド「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」(ジョンローレンスサリバン)の商品をイジったことに対し、同ブランドのデザイナー・柳川荒士氏(48)が5月15日に自身のインスタグラムで怒りを表明。それがネットニュースで報じられ、炎上沙汰として話題になったのだが、いったいなぜこんなことが起きたのだろうか。
この日の放送回は、「春服買いたいんじゃ!!」と題して、大悟が自腹で服を購入するロケを敢行。このシリーズは番組恒例で、毎回奇抜な洋服を試着し、千鳥の2人がその姿を何かにたとえるのが定番となっている。
この回で、2人はセレクトショップに行き、そこでノブ(43)が「日本のすっごいおしゃれなブランド」と前置いたうえで「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」のデニムを選ぶと、それを大悟が試着。左右の脚部分にいずれもウエスト部分から裾まで長いジッパーがあしらわれているデザインで、実際に着てみた大悟はジッパーをすべて開けた後、「正面チャック2枚男性器(※編集部で修正、以下同)出し変質者」と自虐すると、その文言がテロップとして大きく映し出された。
この千鳥の言動を知った同ブランドのデザイナー・柳川荒士氏は、インスタグラムで、当該画面を映した画像とともに、
《何年もの時間を費やし、社内スタッフ、営業やPR、そして何より工場などの方々の協力を得てブランドのシグネイチャーアイテムへと育ててきたデニムジーンズが、テレビ番組でこのような扱い方をされた事が残念で仕方ない》
《創設から20年、妥協することなく少しずつ築き上げてきたブランドイメージを、自分達の笑いの為に一瞬にして踏み躙られた事が本当に悔しい》
《これからも店頭でこの商品を売っていくスタッフの気持ち、何よりこの商品を買ってくれたお客様の気持ちを考えると本当に心が痛い》
と、強い怒りをあらわにしたのだ。