「複数のメディアが『行列のできる相談所』(日本テレビ系)が打ち切り秒読みではないか、と報じています。そんな話が浮上するのも仕方がない状況にあるんですよね」

 そう話すのは制作会社関係者。

 同番組は、島田紳助氏(67)をMCに迎えて2002年に『行列のできる法律相談所』というタイトルでスタートしたものの、いつしか法律相談ではなくタレントのトークがメインとなり、2021年9月には番組タイトルから『法律』が外れ、『行列のできる相談所』として現在まで22年にわたって続く日本テレビの老舗番組の1つだ。

「相変わらずのテレビ不況ですし、各局各番組は制作費削減が至上命題になっている。さらに番組の評価基準が世帯視聴率から、13~49歳のコア視聴率へと変化。こういった事情もあり、老舗番組の中にも“もう続けられない、いよいよ厳しいのではないか”と見られているものも少なくないんです」(前同)

■日曜夜は「日テレの独壇場」は過去の話!?

 日曜夜といえば『笑点』から始まり、『真相報道バンキシャ!』、『ザ!鉄腕!DASH!!』、『世界の果てまでイッテQ!』、そして『行列』と、高視聴率番組が並び、日本テレビの独壇場とも言われてきた。

 ところが4月30日からは『行列』と同時間帯、ダウンタウン松本人志(59)と中居正広(50)の冠番組『まつもtoなかい』という強力なライバル番組がスタートしたのだ。

※画像は「のんびりなかい」の公式ツイッター『@nonbiri_info』より