お笑い業界の最大手である芸能プロダクション「吉本興業」の大崎洋会長(69)が、会長職を退任し同社を退社する――。5月17日“朝”に『スポーツニッポン(スポニチ)』がこれを報じたことについて、一般人だけでなく新聞各社もざわついているという。
「大崎会長は、1978年に入社。その後、マネジャーとして無名時代のダウンタウンの才能を見出して東京進出をさせた“育ての親”とも呼べる人物です。その他にも多くの売れっ子芸人を生み出し、社内改革、新事業も次々と立ち上げた敏腕ビジネスマンとして知られています。退社は4月の役員会で承認されており、6月29日の株主総会をもって正式に決定するということですね」(女性誌ライター)
大崎氏は大阪・関西万博の開催に向けた「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長に就任するために、吉本を去る決断をしたとのこと。大崎氏は『スポニチ』の取材に「吉本は大阪の会社で大阪に育てられて万博のことをきっちりやらないとアカンと思った」と説明している。
また、2年かけて執筆した自伝『居場所。』(サンマーク出版)が3月に上梓されたことも、「本を書きながら、吉本での僕の意味合いは終わったかなと思った。大崎興業じゃないからね。岡本昭彦社長もちゃんとしているし、離れることを決めた。いろんな流れが重なった」と、『スポニチ』にコメント。4月27日の役員会で退社の意思を発表したと報じられている。
一見すると、本人のコメントもある、しっかりした記事。しかし、この記事が大問題になってしまったそうで――。