■2022年の『紅白』では“プチ韓流祭り”をやりたかったが……
2022年の『紅白』には、KinKi Kids、関ジャニ∞、King&Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子と、6組のジャニーズグループが出演。2021年に至っては史上最多となる7組が出演予定だった(Snow Manがメンバーのコロナ感染のため出場見送り)。
「出場アーティストの3分の1がジャニーズというのは異常とも言えるほどでした。ただ、今年は例年以上に厳しい目で見られることになる。出場するジャニーズグループの数も減るのではないかとみられています」(前出の制作会社関係者)
ジャニーズ事務所には逆風が吹いており、今回はNHKは同社の顔色をうかがうことなく出場アーティストの選定を進められるような状況にあるだろう。
「昨年の『紅白』は、紅組にIVE、LE SSERAFIM、TWICE、NiziUと、4組のK-POP系アーティストが出場しましたが、実はNHKとしては白組からも男性のK-POPグループを出し、“プチ韓流祭り”をやりたかったそうなんです。
しかし、ジャニーズサイドがいい顔をしなかったといいます。もちろん、ジャニーズサイドに出場アーティストの決定権はありませんが。それぐらい、これまではジャニーズサイドのほうが有利に事を進めることができたわけです。しかし、今年は一気に立場が変わることになるのではないでしょうか」(前同)