■ガーシーとのコラボ配信でカウアン氏が「暴露したこと」

 3月中旬に放送されたイギリス公共放送BBCのドキュメンタリー番組、そして元ジャニーズJr.のカウアン氏が4月12日に「日本外国特派員協会」で記者会見を開いて“被害”を告白したことで、現在では地上波テレビを始め、日本の大手メディアでも報じられるようになった“ジャニー氏の加害問題”。

 2022年11月、カウアン氏は元参議院議員のガーシー容疑者(51)とコラボ配信を敢行。その際、平野と同期入所だと話し、ジャニー氏の家はJr.が20人ほどは入れるほど広いこと、複数のベッドルームがあること、ジャニー氏の家の鍵を今でも持っていることなどを告白。

 さらに、太もものマッサージやそれ以上のことをされたこと、平野とジャニー氏と3人でキングサイズのベッドで寝たこともあったと振り返っていた。このカウアン氏の発言はその大きな広がりを見せた。

■「最後のブログ」でカウアン氏に“逆襲”か

「カウアン氏は、衆議院の法務委員会に出席し“今後、子どもたちが僕のような性被害にあわないようにするための法律をぜひ国会で作っていただきたいと思っています”と語るなど、“再発防止”のために自身の身に起きた被害を語っています。

 しかし、自らの被害はともかく、平野さんのことを暴露するというのは話が違ってきますよね。ただ、カウアン氏は同期入所の平野さんに思うところがあると言われています。子ども同士のちょっかいの出し合いでは、どちらかがやり過ぎてしまうこともありますよね。そしてやったほうはよく覚えていなくても、やられたほうがずっと根に持っているということも少なくない。

 平野さんとカウアン氏もそういった関係だったとされ、カウアン氏は平野さんにある種の憤りを持っている、とささやかれています。だからこそ、平野さんのことを暴露したのではないか、と言われているんです。そして、カウアン氏の過去暴露に対し、遠まわしながら逆襲に出たのが“最後のブログ”だったのではないかと、関係者の間では言われているんです。

 前段部分でジャニー氏の名前を出し、意味深にほのめかしているのではないか、という見方もあります。平野さんは思っていることを伝えたい人ですから、最後にぶちまけたのではないか、と考える関係者は少なくないですね」(前出の芸能プロ関係者)

“最後のブログ”に平野はさまざまなメッセージを込めたのだろうか――。