6月16日に公開を控えている、天海祐希(55)主演の『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』。同作は2014年から現在まで4本の連ドラと2本のSPドラマが作られてきた『緊急取調室』の完結編として注目を集めていたが、あまりにも想定外の事態が発生してしまっている――。

「これまで多くの権力者を相手に“緊急取り調べ”を行なってきたシリーズですが、完結編の相手は日本トップの人物、内閣総理大臣。予告の時点で“重要参考人は内閣総理大臣! 丸裸にしてやるッ!”と意気込む主人公(天海)の姿もあり期待が高まっていましたが、問題はこの内閣総理大臣を演じるのが市川猿之助さん(47)ということです」(女性誌ライター)

 猿之助が演じるのは、被疑者となる内閣総理大臣・長内洋次郎。

《最高の作品、しかも記念すべき“ファイナル”に、ゲストとして出演させていただけるとは夢にも思いませんでした。シリーズ初の劇場版ということで緊張いたしましたが、天海さんの優しさに包まれた現場は、とても居心地の良い現場で、素敵な共演者、スタッフの皆様に支えられ、撮影に臨むことができました》

 と、猿之助は発表時にコメントを寄せていた。

 しかし、5月18日に猿之助は目黒区の自宅で両親と3人で倒れていたのをマネジャーに発見され、のちに両親は死亡。向精神薬を服用したことによる中毒死と見られている。猿之助は命に別状はなかったが、遺書とみられるものも見つかっており、大騒動となっている。