「当局の捜査が進む猿之助さんですが、いよいよのようです……」(捜査関係者)

 歌舞伎界に激震が走ったのは、今から約2週間前の5月18日のことである。同日発売の『女性セブン』(小学館)が、澤瀉屋のプリンスとして知られる市川猿之助(47)による一門の役者への過剰なスキンシップや、行き過ぎた指導体制などを報じたのだ。そして事件は起きた――。

 雑誌の発売日の朝になると、東京・目黒区内にある邸宅で口から泡を吹いて意識朦朧となった猿之助とともに、父である四代目市川段四郎さん(享年76)、母の延子さん(享年75)が変わり果てた姿で発見されたのだ。

 司法解剖の結果、遺体からはフルニトラゼパムが検出された。フルニトラゼパムとは重度の不眠症患者が服用する睡眠導入剤に含まれる成分とされる。家族は一家心中を図ったのだ。

 渋谷区内にある病院へと緊急搬送された猿之助は一命を取り留めたが、転院先に移動した今も、復帰に関しては不透明な状況が続いている。

 全国紙社会部記者が言う。

「部屋には猿之助さんが書いた遺書が残されており、そこには、自身のマネージャーも務めるAさんの名前をつづった上で、“愛するAだいすき。次の世で会おうね”と記されていました。他にもAさんに遺産を相続させる旨や“先立つ不幸をお許しください”といった内容も書き残されていた」

 日本中に衝撃を与えた猿之助。彼と言えば、大人気漫画『ONE PIECE』などを題材とした『スーパー歌舞伎』シリーズや新作歌舞伎『NARUTO−ナルト−』に出演し、歌舞伎界の革命児との異名も持つ。

 近年では積極的にテレビ界にも進出し、2020年にTBSで放送された大人気ドラマ『半沢直樹』や2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』での演技も評価が高い。

 そんな猿之助は、6月16日から公開される劇場版『緊急取調室 THE FINAL』でも主演の天海祐希が演じる、刑事・真壁有希子と相対する現職総理大臣・長内洋次郎役として出演している。