■背景にある「ジャニー氏の闇」による“弱体化”
前出の芸能プロ関係者は続ける。
「滝沢さんは新しく芸能プロダクションを立ち上げましたが、正面からジャニーズと対立するようなやり方は避けると見られていました。しかし、徐々に見えてきたのは正面衝突の様相ですよね。
IMPACTorsだった7人が来春のイベントに出ると見られていることもそうだし、そもそも、アイドルグループをプロデュースしていく『TOBE』を堂々と設立し、彼らを国内のイベントでお披露目しようということは両者が“ライバル”になることですからね。
そしてその背景に、ジャニーズ事務所の弱体化の影響を感じてしまいますね……」
ジャニーズ事務所では、2019年に創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)が逝去した時期から主力タレントの退所が相次ぎ、パワーダウンがささやかれるようになった。
さらに、今春からジャニー氏が過去に行なっていたタレントへの加害疑惑が本格的に国内外で報じられており、現在、同社は大きなダメージを受けている。
「忖度なく報じる新聞、通信社だけでなく、“ベッタリ”の関係にあったテレビ局にも変化が出てきています。
たとえば、毎年、ジャニーズと組んで『24時間テレビ』を放送する日本テレビでも、これまで通りの積極的な起用をあらためるといい、“ジャニーズタレントの起用はその時の状況を見て”という“キャスティング注意令”が出たといいますからね。やはりそれだけ、ジャニー氏の加害問題は大きいことなのです。
“ジャニー氏の闇”の影響は甚大で、事務所には逆風が吹き荒れている。そして同社のパワーダウンを受けて、芸能界、テレビ界ではこれまででは考えられないことが起きつつある。それだけに今後、滝沢さんの『TOBE』で大手を振って三宅さんや、果ては辞めジャニなどが活躍するのも、十分考えられる話になってきています」(前同)
KEN☆Tackeyの活躍が、また拝めるかも!?