2023年1月8日、嵐・松本潤が徳川家康を演じるNHK大河ドラマ『どうする家康』がスタートする。戦国時代から徳川幕府の成立まで、空前の豪華キャストで描かれるこの作品について、芸能界随一の大河&日本史マニアである松村邦洋氏に取材。「松潤家康」の2023年はどうなるーー? 第1回/全4回
嵐の松本潤(39)が徳川家康を演じる今回の大河ドラマ『どうする家康』。家康と松潤には意外な共通点があるというーー。
――松本さんが徳川家康を演じますが、松村さんはこのキャスティングをどう受け止めましたか?
家康は僕らが子供の時は、肖像画がタヌキっぽいからタヌキっぽい人が演じるんですよ。大河ドラマじゃないけど、1985年のNHKドラマ『真田太平記』では、4代目中村梅之助さんが家康を演じて、息子の秀忠を梅之助さんの息子・2代目中村梅雀さん(67)が演じて。あとは家康はフランキー堺さん、森繫久彌さんとか。
あのぽっちゃりなタヌキの肖像画に近い感じで、西田敏行さん(75)みたいに耳を大きくして福耳にしてもいいし。津川雅彦さんはどっちかというと悪役のイメージだけど、なんか家康を演じるとしっくり来る。