■設定が凡庸すぎ?
翌日、直木と3日連絡がとれないため、悠依は捜索願を出そうと、警察の生活安全課に彼の写真を提出。そこにやって来た譲が写真を見ると、直木の意思で姿を消したと推測するが、言葉足らずで悠依を不安にさせる。その後、捜査中の譲が直木の姿を発見。直木に「助けて」と声をかけられ……という展開。
また、悠依と直木の過去も描かれ、悠依が熱を出したことに直木が気づき、自宅に連れ帰って看病するエピソードが。直木が作ったおかゆを食べ、悠以は満面の笑みを浮かべる。2人はお互いが思っていることが分かると語り合い、直木が悠依にキスする。直木が「合ってた?」と問うと、悠依が「合ってた」と笑った。
視聴者のツイッター上の反響は、「ひとつひとつの言葉や表情に説得力があるから、非現実的な設定も忘れるぐらい引き込まれた。真央ちゃんの泣き笑いする表情が本当に上手で切ない」と、井上の演技が好評。また、譲が直木に憑依されたシーンでは、松山の演技の振り幅が広いと、多くの称賛の声が寄せられた。
その一方で、「ファンタジー系で設定に無理があるドラマだけど、個人的には『つましょー』の方がすんなりと見れるかな」と、昨年1月期放送のドラマ『妻、小学生になる。』(日本テレビ系)や、90年公開の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』など、過去の類似作品を思い出すという声もあった。