井上真央(36)主演の金曜ドラマ『100万回言えばよかった』(TBS系)の初回が放送され、佐藤健(33)とのキスシーンが多くの視聴者を胸キュンさせたものの、佐藤が出演した大人気ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(同局系)などに比べられてしまい、新鮮味に欠けるスタートとなったようだ。

 同ドラマは、恋人を突然失ってしまった相馬悠依(井上真央)、魂だけになって悠依をそばで見守る鳥野直木(佐藤健)、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく刑事・魚住譲(松山ケンイチ/37)が、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。

 脚本は安達奈緒子氏による完全オリジナル。悠依は美容師で、直木とは14歳の頃に里親施設で共に暮らしていて、2年前、20年ぶりに再会して恋人同士に。直木は洋食店のシェフで、ある日、突然幽霊になってしまう。譲は神奈川県先浜警察署の巡査部長で、代々、霊が見える家系の寺の息子という設定。

 1月13日放送の第1話は、悠依は自身の誕生日の夜、プロポーズを期待して直木の部屋で待っていたが、彼との連絡が取れずにイラついていた。そんな悠依のそばに直木が立っているが、悠依からは見えない。その2日後、マンションの一室で女性の絞殺死体が発見され、刑事課の譲が捜査にあたっていた。