■ヒロミが指摘した「吉本興業との違い」

 タレントのヒロミ(58)は、5月28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、

「吉本の場合、ものすごい叩かれて、社長が(会見で)5時間半も叩かれるという……」

 と、2019年6月に起きた吉本タレントの闇営業問題での岡本昭彦社長の会見を例に挙げて、

「でも、それはそれで会社としての責任というかね。いいことも嫌なことも表に出てきて、もういろんな対応っていうのはそれでそれで素晴らしいと思うのね、会社としては。

 業界(芸能界)ってちょっと一般の会社から違うような見方をされてるけど、もうそういう対応をこれからはしていかないといけない。ここは何か対応をしていかないといけないのかなって思う」

 と、今回のジャニー氏問題に対するジャニーズ事務所の対応に意見をしていた。

「6月12日に行なわれる会見は、“新たに組んだチームに今後しっかりと事態を解決していってもらいます”というのを示すのがメインの会見だと考えられます。だからこそ、再発防止特別チームが前面に立つのは正しいでしょう。

 しかし、これだけの社会的問題を起こしている状況で、社長であるジュリー氏はいまだ公の場での会見などを一切開かず、今回も欠席が有力視されているわけで……。

 会見に臨むのは再発防止特別チームのメンバーで、ジュリー氏が冒頭に話すという展開は考えられますが、それもないようなら、櫻井さんが『news zero』で涙ながらに語ったときに多くの人々がもった怒りの再燃は、避けられないのではないでしょうか」(前出の夕刊紙記者)

 生前のジャニー氏と同じく、極力、公の場やメディアへの顔出しを避け続けてきたジュリー社長。彼女が叔父の問題で、記者会見を開く日は来るのだろうか――。