■事務所の初動対応の早さが話題に

 不倫報道を完全否定せず、かといって、肯定しているわけでもない。それでいて、広末に対してはしっかりと“厳重注意”をしている。この絶妙な文章を“即出し”したフラームの対応力が業界内で話題となっているのだ。

「まあ、記事を否定せず、広末さんに“厳重注意”を出したわけで、広末さんの旗色は悪そうですが……。

 ただ、『文春』がセンセーショナルな報道をするときは、必ず二の矢、三の矢を残していると見ていい。初期対応を間違えると、次に飛んでくる二の矢が致命傷になって取り返しがつかない大炎上になるのが常です。有名な例では、2016年1月のベッキーさん(39)とゲスの極み乙女。川谷絵音さん(34)の“ゲス不倫騒動”がありますよね」(前出のワイドショー関係者)

 ベッキーは不倫を報じた『文春』本誌が発売される前日に、記者会見で「川谷は友人」と不倫関係を否定した直後に《友達で押し通す予定!笑》、川谷も《逆に堂々とできるキッカケになるかも》とLINEでトークしていたのが『文春』に報じられてウソの上塗りが発覚。取り返しがつかないレベルの好感度急落を招き、出演していた10社以上のテレビCMやバラエティ番組の契約はすべて打ち切りになってしまったことで知られている。

 今回の広末の文春砲に対しても、ゴシップ大好き芸人で有名なおぎやはぎ矢作兼(51)は広末を擁護しつつも、

「『文春』だからなぁ。ここまでした後に決定的な証拠をなぁ……」

 と、6月8日深夜放送のラジオ『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で予測していた。

「広末さんや事務所が『文春』に強いコメントを出して否定しても、ベッキーさんの二の舞になるのは分かり切っているんです。広末さんと鳥羽氏の双方が否定したのに、あそこまで強いタイトルをうっているのは、『文春』がさらなる“証拠”を持っていたに違いありません。

 だからこそ事務所は、広末さんに確認のうえで状況のまずさを感じて、即日、“謝罪コメント”を出したのではないでしょうか。そしてそれは、フラームが3年前に味わった大スキャンダルの経験が生きたのかもしれませんね……」(前同)