■「唐田と東出不倫」でも“即日謝罪”を行なっていた

 3年前――。2020年1月22日に、フラーム所属の女優である唐田えりか(25)に文春砲が撃ち込まれた。当時、(37)と結婚していた東出昌大(35)と、3年にわたり不倫していたのが『週刊文春デジタル』で報じられ、その後、連日のように後追い報道が続いた一件である。

「この時も、フラームがファックスで声明を出したのは22日深夜と爆速だったんです。しかも、この声明は渦中にいた所属タレントの唐田さんを擁護していないばかりか、不倫の事実を認める内容だったんですよね」(前出のワイドショー関係者)

 当時、唐田の所業について、

《今回の報道を受け、本人は軽率な行動を深く反省しております》《自身の弱さ、愚かさ、甘さを深く受け止め、向き合いたいと思っています》

《事務所と致しましては、2度とこのようなことがないよう、皆様の信用取り戻せるよう、厳しく指導して参ります》

 と、同社は声明を出していた。

 芸能プロ関係者は言う。

「今回の広末さんの件もそうですが、不祥事は事務所が謝罪コメントなり、ましてやタレントへの厳重注意の声明を出せば、ひとまずは収まります。まあ、唐田さんの場合は“匂わせ行為をしていた”“東出の妻が国民的女優の杏さんだった”などなどの理由で、しばらくは大炎上が続きましたが。

 ただ、下手に様子見をしたり隠し立てするようなコメントを出したら、その比じゃないくらい荒れていたかもしれないわけで、唐田さんの事務所の判断は間違っていなかったでしょう。時間はかなりかかりましたが、唐田さんは今、女優復帰できていますからね。

 そして、この声明にでは、本来ならありえない“禁じ手”が使われたことが、業界では伝説となっているんです」