歌手の田原俊彦(62)が6月12日、WEBメディア『ENCOUNT』のインタビューに応じ、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題に言及し、波紋が広がっている。
ジャニーズのOBとして事務所を巡っている問題をどう思うか、という質問に田原は「話したくないよ。だって、ジャニーズを辞めて30年だよ。そんな人間が言っちゃ、ダメでしょ」とコメント。
5月20日、事務所初期のグループである元フォーリーブスのおりも政夫(69)が同メディアのインタビューに「これはナーバスな問題です。僕は新たなことを言って騒ぎを大きくするつもりはないですし、どちら(告発者側とジャニーズ事務所)の擁護、弁護をするつもりもありません。ただ、傷ついてしまった人たち、僕を育ててくれたジャニーズ事務所の状況、何よりファンの方々が心配です」と話したことは知っている、とも言及。
そのうえで、あらためて「だから言わないよ」と語った。
■「田原俊彦のスタンスが正解」というコメントが殺到
田原の言葉を受けてツイッターには、
《田原俊彦のスタンスが正解と思ってる…やるじゃん。なんでわかっていたことを今の今になって尻馬に乗るようにわいわいやってるのか》
《田原俊彦の対応は「THE日本の正解はこうです」って感じ。賢い。問題について話すことは野暮だし、かっこよくない。さらっと流す。揉めない》
《言われてみれば。バラエティ番組で何かの話をふられて、冗談だと言える場面ですら、誰かを貶したり、悪く言ったりしてるのを見たことがない。言わない。そう言えるスタンスが、ザ・田原俊彦だよね》
といったコメントが殺到。「田原俊彦」はツイッタートレンド入りするほどだった。
「大スターで、ジャニー氏の内実を知っているに違いない田原さんが“ジャニー氏の闇”の真相を明らかにすれば、ジャニーズ事務所が潰れてしまうほどの大きな事態になりかねない。自分自身の影響力の大きさも考えたうえでの“言わないよ”だったのではないでしょうか。
それに事務所を退所してから30年。今の自分は言う言わないの立場にない、という理由もあるはずです。ジャニー氏や事務所にはお世話になった部分も多いでしょうし、田原さんなりに華麗に筋を通したようにも見える。そのため、評価するコメントが寄せられているのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)