■会社設立で話題の山口達也も……

 山口氏は2018年4月、未成年女性に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検されていたことが明らかになり、同年5月にジャニーズ事務所を退所。さらに2020年9月、酒を飲んでバイクを運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕されている。

 そんな山口氏だが、2023年3月22日に「株式会社山口達也」を設立したことをツイッターで報告。自身がアルコール依存症を患っており、同社では、自らの経験を活かして「アルコール依存症の周りにいる方々」や「依存症全般」に対する講演活動、「企業向けの危機管理セミナー」をやっていくとした。

「山口さんは社会問題を解決するために会社を立ち上げたこともあり、被害を受けた先輩や後輩のため、自分が声を上げる必要があると考えるかもしれません」(前出のワイドショー関係者)

※画像は山口達也氏の公式ツイッター『@yamaguchi_inc』より

 TOKIOの国分太一(48)と松岡昌宏(46)が「相談窓口担当」に任命されたという報道もあった。

「TOKIOよりも先輩の世代、さらに若い世代も被害を受けたと告発している。山口さんが何も知らないわけはないでしょうから、何かしら声を上げる可能性もある。聖さんも山口さんも現役時代がそれほど昔ではない人物です。

 現役時代の活躍、起こした事件のこともあり、日本中が2人のことを知っている。そして現状、芸能界に戻れる可能性はない。そういった事情もあり、何かしらの告白をする、という展開もゼロではなさそうです。彼らが“ジャニー氏の闇”を告白したら、話題はさらに大きくなることは間違いありません」(前同)

■“元長男坊”マッチが口を開く日も近い!?

 近藤真彦(58)も間もなくしゃべるのではないかと、言われている。

 5月19日、近藤は大分県庁で報道陣の取材に対して「こうなったら正直にすべてを話さないと、世の中の人が許さないんじゃないかと思う」とコメント。藤島ジュリー景子社長(56)が加害問題を「知りませんでした」と発言したことについては「知ってた、知らなかったでなくて、知ってるでしょ」と疑問を呈した。

 また、5月25日発売の『週刊文春』にコメントを求められた近藤は、事務所に対する個人的な思いもあり、心の整理がまだついていない。もう少し時間をいただきたい、といった旨の回答している。

「近藤さんはすでにしゃべりそうな雰囲気を漂わせていますし、文春も説得を続けているのではないでしょうか。田原さんは事務所を離れて30年経っていることもあり、自分には言及する資格がないという立場を取りましたが、近藤さんは退所からまだ2年。ジャニーズ事務所のことをずっと見てきたわけです。

“元長男坊”として言わないといけないのではないか、という葛藤を抱え、いよいよ文春に告白する日も近いのかもしれませんね……」(同)

 大物OBの口から“ジャニー氏の闇”が明らかになるのだろうか――。