4月28日からゴールデン進出を果たした、Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)。毎回ツイッタートレンド入りを果たしたり、着実に人気番組として定着しつつあるが、実はジャニーズ事務所サイドからある“禁止令”を出しているというのだ。
バラエティ番組制作会社関係者は話す。
「ゴールデン枠に移動した『それスノ』は、初回(4月28日)と第2回(5月12日)に2時間SPをやりました。どちらも全体的には盛り上がったし満足度の高い内容ではあったんですが、同時に力不足を感じさせた部分もあったようで……。彼らが所属するジャニーズ事務所サイドが、TBSに対して、“『それスノ』の2時間SPはなるべく避けてほしい”というお願いをしているといいますね」
TBSに限らず、昨今のテレビ番組は人気不人気に関係なく、高い頻度で2時間、3時間SPを放送する傾向にある。2回分作るよりも1回分の方が制作費が削減できる、その分、豪華な企画ができて番組の注目度、満足度が増すなどがその理由だと考えられるが、『それスノ』がそれを避けるのはなぜか?
「言うまでもない話ですが、『それスノ』の視聴者は、Snow Manを目当てに番組を見ますよね。
しかし、番組のコンセプトとSnow Manの多忙で仕方ない部分もあるとはいえ、2度の2時間SPが、一部のファン、視聴者にとっては不満が残る内容になってしまったようです。まだゴールデンに来たばかりで仕方がないのでしょうが、番組の構成が甘く、Snow Manの活躍が“スカスカ”に感じられてしまったようなんです。2回目の2時間SPの方は、改善の兆しがあったんですが……」(前同)
初回2時間SPは、日本一の高校ダンス部、芸能人ダンス選抜チーム、世界一の小学生ダンサーチームとSnow Manが対決する“9人ダンス日本一決定戦”を放送。スタジオにはゲストとして、鈴木亮平(40)、ヒロミ(58)、若槻千夏(38)に加え、芸能人チームを率いたダンサー、振付師のTAKAHIRO(41)が出演していた。
しかし、スタジオトークが少なすぎたうえ、ダンスもSnow Manより芸能人チームや小学生チームに尺を割くような構成となってしまい、《そりゃダンスありがたいけど、せっかくスタジオにゲストいるのに、オープニングあいさつとか、スタジオトークとか、緩急の笑いもほしかった》という不満の声が視聴者から出てしまったのだ。