■ジャニー氏はライブ至上主義だった――舞台が円盤化されない“事情”
前出の女性誌ライターが続ける。
「実は、『ドリボ』はすべての舞台が円盤化されているわけではありません。上演がなかった、10年と17年を除く22年までの過去17作品中、円盤化された舞台は5作のみ。亀梨さんが上演時間150分のうち24分フライング演出に割き、滞空時間が長いと評判を呼んだ12年公開の舞台も円盤化されていません」
ファンのなかには、《過去座長を務めた人の舞台は、一度は円盤化されているのに、岸さんの舞台が円盤化されていないのはおかしい》とSNS上で指摘する声もある。しかし、15年に6日間だけ玉森とWキャストで主演を務めた中山優馬(29)の公演回も円盤化はされていない。
「そもそも、ジャニー氏はライブを大事にしていたから、円盤化に積極的ではなかった、という理由もあるようです。ただ、すべての公演が円盤化されないならファンも納得するのでしょうが、そうではないからモヤモヤするんですよね。《嫌がらせですか?》《不祥事を起こしたメンバーがいるから?》などと、声を上げるファンも、SNS上にはチラホラ。
2022年12月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、岸さん主演の舞台が円盤化されない理由をジャニーズ事務所に取材しています。その際の回答は、“各関係先との契約上の内容に関わるため”というものでした」(前同)