■岸優太、退所までのカウントダウン……円盤化最大のハードルは加害問題

 ジャニーズ事務所は、9月30日付で岸が退所することを発表している。そのため“Wゆうた”ファンは今、危機感を募らせているのだという。

 スポーツ紙記者が言う。

「岸さんが事務所を退所すれば、円盤化を訴える声を届けることも不可能になりますからね。ツイッター上では、《#Wゆうたのドリボも円盤化を》というハッシュタグでファンが一致団結。商品化リクエストや問い合わせフォームから声を届けたと報告し合っています」

 そうしたなか、今年の『ドリボ』ポスターからは、19年に亡くなった後も“エターナルプロデューサー”として作品に関わり続けたジャニー氏の名が消えている。

「過去の所属タレントへの加害問題の影響であることは間違いないでしょうね。

“Wゆうた”は、生前ジャニーさんが『ドリボ』への出演を指名した最後の2人。しかし今の事務所は、加害問題に対する世論や、被害者への配慮を考え、今後公開するものについては、ジャニー氏の名前をクレジットに入れないと決断したようです。

 こうした状況下で、過去ジャニー氏が演出に携わった舞台の円盤化は、かなり厳しいと言わざるを得ないのではと……」(前同)

 ファンは“Wゆうた”の熱演を“形”として残すことを熱望しているが、果たして――。