■「申し訳ございません」ツイートの意味

 今回の完成披露舞台あいさつで北川は、

「最初に好きになったアニメ、初めて受けたオーディションもデビューもセーラームーン。人生の一部みたいな気がしています」

 と、コメントしている。

「“人生の一部みたいな気がしています”としていましたが、北川さんにとって『セーラームーン』は役者人生の原点ですよね。現在も当時のキャスト陣と“戦士会”と称して同窓会をしていて、彼女たちに背中を押され出演を決意したことも、明かしていましたね。それだけに、今回の出演は感慨深いものがあるでしょう。

 ただ、一方で自身のツイッターでは意味深な謝罪もしていて、ファンを心配させています」(女性誌ライター)

 北川は6月14日にツイッターを更新。

《『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の舞台挨拶に出席しました。

 私は《後編》で、セーラーコスモスの声のお話をいただき、お受けしました。

 申し訳ございません。

 20年前、実写版のセーラームーンのオーディションを受けた部屋で、本日取材がありました。

 後編も宜しかったら見てください。》

 と、つづっている。

「申し訳ございません」――『セーラームーン』の出演を喜ぶ北川が、なぜ謝罪をしたのか。その理由は、セーラームーンファンの圧倒的な熱量などが影響しているようだ。

「劇場版で芸能人がゲスト声優をやるのは珍しい話ではありません。しかし、今回、北川さんが演じるセーラーコスモスというのは、主人公である“月野うさぎ/セーラームーンの、気の遠くなるような遥か未来での姿”というキャラクター。そのため、多くのファンは、アニメ放送開始当時からずっと月野うさぎ役を務めてきた三石琴乃さん(55)がそのまま演じるものだと思っていたようです。これに“解釈違いだ!”と荒れているファンが、非常に多いんです」(エンタメ誌ライター)