■ガーシーの“再暴露”はあるのか

 例年通りのスケジュールだと、『らんまん』は3か月後、9月末に最終回を迎えると考えられる。それまでに裁判がスタートすることはあるのだろうか。

「基本的に日本の刑事裁判は、証拠や証言をきっちり固めてから行なわれます。そのため、認める認めない、抵抗次第で裁判までの日数は変わってくると考えられます。

 容疑がまったく違うのでなんとも言えませんが、有名人の事件の一例では麻薬取締法違反の罪に問われた沢尻エリカさん(37)は、捜査に協力的だったからかスムーズに進み、2020年11月16日に逮捕・起訴されてから3か月後の2020年2月6日に有罪判決が下りました。

 一方で、2006年にライブドア事件に関わった堀江貴文さん(50)の場合、規模の大きさや、対決の姿勢を貫いたことも影響したのか、逮捕から裁判まで8か月を要しました」(前出のワイドショー関係者)

 ガーシー容疑者は協力的な姿勢を示し、告発者との示談の話し合いも進められているという。

 他方で、ガーシー容疑者の支援者である政治家女子48党の立花孝志氏は、「逮捕イコール有罪確定ではない。党として司法での戦いを全力でサポートする」「帰国で暴露の答え合わせが行なわれる可能性が極めて高い」と、逮捕後の記者会見では強調していて、裁判のドロ沼化も十分に考えられる。

 裁判の時点で『らんまん』は最終回を迎えているのか? セーフかアウトは、その時に分かるのかもしれない――。